バブル期以降日本のファッション雑誌は、頻繁にフランスやイタリアのブランド広告を掲載し、日本人にブランドの良さを刷り込んできました。こうした広告効果もあって、日本では高級ブランドが飛ぶように売れました。またモデルや女優も自分の愛用品としてブランド品をメディアで頻繁に紹介してきました。最初はメディアの影響もあってブランド品を買ってみたものの、実際に使っていくうちに本当にデザイン性が良く使い勝手が良い高品質商品であることを改めて実感した人も少なくありません。
そのためバブル経済が終わった現代においても他のことは節約してもバッグやアクセサリー、シューズだけはブランド品を使い続けたいと考え購入する人も多く存在します。しかしブランド品は非常に高価であり、デフレ経済の現代では定価で買うのには二の足を踏む人も多くなってきました。そこで注目されているのがブランド買取業者が経営する転売ショップです。ブランド買取業者は不要になったブランドを安く仕入れて、中古品を転売ショップで販売しています。
ブランド買取業者の鑑定士は目利きであり、決して偽物を仕入れることはありません。また市場で人気が有ったり、希少性の高い商品を熟視しているので、転売ショップでは人気のある良品を非常に安い価格で買うことができます。現代は中古品であっても程度が良かったり、買取業者が独自にクリーニングや修理を施して販売するので、ほとんど新品と変わらないものを購入する事が出来ます。